テルペンは香りだけじゃない!Eybnaが切り開く「機能性テルペン」の新世界へ突入。

ハッピー420!
CBDアドベントカレンダー2026、第3弾の記事です!

今回は、イスラエルのテルペンメーカーEybnaと、710 Network代表の私、鈴木トムが一緒に、テルペンの世界を掘り下げてみました。

記事の中で詳しくお話ししますが、テルペンはひとことで言うと「香り」の成分です。
実は、日常で何気なく使っているさまざまな製品にも、このテルペンがたくさん使われています。

Eybnaは、日本でもCBD業界の初期から知られているメーカーのひとつで、2年ほど前には「機能性テルペン」という新しい切り口でも大きな注目を集めました。

そこで今回は、テルペンってそもそも何なのかという基本の話から、その一歩先にある少し奥深い世界まで、できるだけわかりやすくご案内していきます。

それでは、ぜひ最後までお楽しみください!

まず知っておきたい、テルペンって何?

まずは、いちばん基本の「き」から。

たとえば、レモンのさわやかな香り。
松のようなすっきりした香り。
こうした植物それぞれの香りの個性を作っているのがテルペンです。

名前だけ聞くとちょっと専門的ですが、実はかなり身近な存在です。
お散歩してるとき、柑橘類やハーブ、花、樹木など、いろいろな香りがしますよね。
あれも植物に含まれるテルペンが関わっています。

もちろん、大麻やヘンプにもテルペンは含まれていて、品種ごとの香りが異なるのもテルペンのおかげです。

ここで覚えてほしいのは、テルペンは1種類ではないということ。
自然界には非常に多くの種類が存在するとされていて、ヘンプや大麻の世界でもさまざまなテルペンが確認されています。
代表的な名前を挙げると、ミルセン、リモネン、ピネン、リナロール、カリオフィレンあたりが有名です。(これ以外に30,000種類以上あるんだって!)

良い香りがするなら食べても美味しそうですが、実は香りだけで味はしません笑

それで、テルペンはどうやって使うの?

香りの成分なのは、なんとなくおわかりいただけたと思います。
それと、テルペンは油性なので水には解けません!

じゃあ実際、どこで使われているのか。

よく見る使用先は、ベイプ、ティンクチャー、食品、香水、アロマキャンドルあたりの油脂が使われる製品が主です。(一番ベイプが多いかな!)
意識していないだけで、テルペンはかなりいろいろなところで使われています。

特にCBDベイプ/リキッドに関しては、「絶対入っている」と言っていいくらい、テルペンが重要です。
これがないと、かなりそっけない香りになってしまいます。。。

使い方は製品ごとに少しずつ違いますが、基本的には香りや風味を整えるため、そして製品ごとの個性を出すために使われることが多いです。

同じメーカーの製品でも、

「こっちは柑橘っぽい」
「こっちは少し甘い」

と感じることがありますよね。
そうした違いが生まれているのも、テルペンのおかげです。

実はテルペンは「人間の気分作り」にも関係している

そして、ここからトリビア。
テルペンは「いい香りを作る成分」というだけではなく、人の気分にも関わると言われています。

たとえば、ラベンダーの香りを嗅ぐと、なんだか落ち着く感じがしたり。
逆に、新鮮なレモンのような香りを嗅ぐと、さっぱりして気分がシャキッとしたり。
この感覚、皆さんもご経験されたことはありませんか?

わかりやすく言うと、アロマを嗅ぐとどこかリラックスした気分になりますよね。

最近では、テルペンと人のムードとの関わりについても研究が進んでいて、少しずつわかってきていることが増えています。

香りだけじゃない。Eybnaが打ち出した「機能性テルペン」とは?

実は、ここからが今回の記事の本題!
そして、テルペンの世界がちょっと面白くなってくるところでもあります。

これまでテルペンは、果実や品種らしい香りを再現したり、製品ごとの個性を出したり。
いわば「香りの設計」が中心でしたよね。

そんな中で、Eybnaが打ち出してきたのが「機能性テルペン」という新しい考え方です。
これは、香りの良さだけではなく、どんな場面に向いた製品を目指すのかまで考えて配合する、かなり新鮮な発想でした。

代表的なラインナップとしては、眠り向け、集中向け、不安向けなどがあります。
従来のテルペンが「香りのための素材」だとすれば、機能性テルペンは「香りに加えて、使う目的まで意識した設計」です。

もちろん、「このテルペンを入れればこうなる」と簡単に言い切れる世界ではありません。それでも、香りの良さだけでなく、使う場面まで見据えてテルペンを考えようとしたところに、Eybnaらしさがあります。

どうして「機能性」という発想が出てきたのか

僕は思いました。
そもそも、どうしてテルペンに「機能性」なんて考え方が出てきたのでしょうか。

なんなら当初の僕は、ただのマーケティングだと思ってました!(Eybnaごめん笑)

理由のひとつは、

同じ成分配合の製品でも、テルペンを変えるだけで
「こっちは日中向きな感じがする」
「こっちはなんだか落ち着く」
そんなふうに、印象の違いを感じるユーザーが増えたこと。

そこで、「ただ香りが違う」で終わらせるのではなく、テルペンなど、植物に含まれる成分をもっと細かく見ていこう、という流れが生まれたそう。

さらに、テルペンが注目される理由のひとつに、CBDなどのカンナビノイドと一緒に使うことで、お互いの効果を引き上げる、相乗効果が期待されていることがあります。
いわゆるアントラージュ効果とも呼ばれています。

もちろん、これはまだ研究が続いている分野で、何をどう組み合わせても同じように働く、と言い切れるものではありません。
ただ、香りだけではなく、成分同士の組み合わせまで含めて考えるという発想は、CBDリキッドのような製品とかなり相性が良いのは確かです。

Eybnaは、何をもとに機能性テルペンを作っているのか

ここで気になるのが、
「Eybnaは何をもとに、こういう機能性テルペンを作っているの?」
というところ!

答えをシンプルに言うと、色々なテルペンを混ぜて勘だけで作っているわけではありません
しっかりと裏付けを立てて、試行錯誤を重ねながら研究、そして試行錯誤を繰り返しています。

テルペンの成分を一つひとつ見ながら、
どの成分がどんな方向の設計に向いていそうか
を、Eybnaはかなり地道に整理しています。

そのために、いろいろな植物由来成分をまとめて調べたり、組み合わせを見たり、過去の研究を参考にしたりしながら、自社の中にデータを積み上げているそう。

どれくらいやっているのかというと、患者データを6年分集めた事例研究があったり、現地の大学と連携して成分分析を行っていたり。
言葉にすると少し難しく聞こえますが、かなり本格的!

機能性テルペンが人の体にどう関わるのかを、できるだけ証拠を取りながら見ようとしているわけです。
そこまで見ようとしているからこそ、「機能性」という新しい発想にも、ちゃんと筋が通ってきますよね!

それで、機能性テルペンはどんな種類があるの!

Eybnaが展開しているReceptor-Specificシリーズは以下の10種類。

  • CB1 Receptor-Specific
    眠りや痛みに着目した方向性
  • CB2 Receptor-Specific
    不安や炎症に着目した方向性
  • 5-HT3 Receptor-Specific
    集中、学習、記憶に着目した方向性
  • TRPV1 Receptor-Specific
    炎症や痛みの知覚に着目した方向性
  • GPR55 Receptor-Specific
    炎症、不安、神経系の痛みに関わる方向性
  • A2A Receptor-Specific
    睡眠と覚醒のリズム、気分、記憶に関わる方向性
  • GABA232 Receptor-Specific
    不安や睡眠に着目した方向性
  • GABA132+ Receptor-Specific
    睡眠サイクルや筋肉のゆるみに着目した方向性
  • GABA132- Receptor-Specific
    集中やシャキッとした方向に着目した設計
  • GABA332 Receptor-Specific
    睡眠、筋肉のゆるみ、痛みに関わる方向性
Eybna機能性テルペンの特徴

繰り返しますが、こうしてみると、どれも使用シーンに完全特化した商品になっていることがお分かりいただけると思います。
僕はGABA系とCB系の機能性テルペンが、個人的にCBDと作用する受容体が似ているので、相性が良いと思いました。

だからEybnaの機能性テルペンは、CBDリキッドと相性がいい

CBDリキッドは、テルペンとカンナビノイドを一緒に扱う製品です。
しかも、吸ってからの変化が比較的早く、細かな違いも感じ取りやすいのが特徴です。

香りの印象はもちろん、
「今は集中したい」
「今は落ち着きたい」
といった使用場面ごとの違いも感じやすいので、機能性テルペンとの相性がバッチリです!

それにCBDリキッドは、高濃度のカンナビノイドを配合できる製品が多いため、テルペンとの組み合わせを設計しやすいのも大きなポイントです。
先ほど説明したアントラージュ効果の考え方とも相性がよく、機能性テルペンの発想が活きやすい形だと言えます。

テルペン1つでここまで変わるの?と驚くほど、完成した製品へと最後の仕上げを作る、まるで魔法のような存在です。

まとめ

以上、ここまで記事をご覧いただきありがとうございました!

今回は、テルペンの基本的な話からEybnaが打ち出している機能性テルペンの考え方まで、できるだけわかりやすくご紹介してみました。

普段は「香りの成分」として見られることが多いテルペンですが、掘っていくと、想像以上に奥深い世界が広がっています。
そして、その世界をただの香りづけで終わらせず、さらに一歩先まで見ようとしているのEybnaの面白さだと、この記事を書きながらあらためて感じています。

710 NetworkでEybnaを取り扱っているのも、こうした背景や考え方まで含めて、テルペンの面白さをもっと知ってもらいたいと思っているからです!

この記事が、みなさんにとってテルペンを少し身近に感じるきっかけになっていたら嬉しいです。

今回ご紹介した機能性テルペン、Eybna、そのほかCBD原料やテルペンに関するお問い合わせは、710 Networkまでご連絡ください!

最後に、これでCBDアドベントカレンダー2026の710 Network担当部分は最後となります。
また来年もCBDアドベントカレンダー企画で、皆さんへと業界の面白いお話を発信することを楽しみにしています!

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